今回は、アニメ『名探偵コナン』410話「同時進行舞台と誘拐 後編」のお気に入りシーンについて語っていきたいと思います。まずは簡単なあらすじのご紹介です。
伊東玉之助一座による舞台『竹取物語』の公演直前、ヒロイン役の片岡れんげが父親に連れ戻され、その直後に誘拐される事件が発生します。れんげの不在を受け、毛利蘭が急遽代役として舞台に立つことになります。
この誘拐は当初、れんげ自身が父親の目を逸らすために秘書の大貫と企てた「狂言誘拐」でした。しかし、大貫が身代金1億5千万円を奪う目的でれんげを裏切り、本物の監禁事件へとすり替えてしまいます。作中では、蘭が出演する舞台の進行と並行して、コナンが事件の真相を暴き、監禁されたれんげを救出するまでの経緯が描かれます。
さて、ここからは個人的な見どころを語っていきます。
片岡れんげはゲストキャラですが、登場する回のいずれも攫われてしまうという、なかなかの「囚われ体質」です。
出典:TVアニメ『名探偵コナン』第410話より (©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996)
今回の事件は狂言誘拐から始まりますが、ノースリーブ姿でロープに縛られているのは個人的にかなりポイントが高いです。肌で直接ロープの感覚を感じていたのだろうなと想像するととても良きですし、口元をガムテープで塞がれて「ムームー」と言いながらもがく姿もたまりません。足首にもロープが巻かれ、さらに描写はされていませんが両手は後ろ手に縛られていて、自力では脱出不可能という状況が良きです。服装や縛られ方やうめき声まで完成度が高い名シーンと思います。
その後に無事救出されるわけですが、ここでも個人的に刺さるのが「子供たちによって助け出されている」という点です。 大人に助けられるならまだしも、自分よりずっと小さなコナンや少年探偵団の子供たちに、ガムテープ越しにうめき声を上げながら必死にもがいている姿を見られてしまうわけです。自身のそんなあらぬ姿を子供たちに見られてしまって、年頃の彼女としてはきっとたまらない恥ずかしさもあったんじゃないかと思っちゃいます(ロープはほどいてもらったのに、なぜか口に貼られたガムテープはそのままという)。
ストーリー展開にはツッコミどころもありますが、片岡れんげのこのシーンは好きな人からすればたまらないと思いますので、未視聴の人はぜひ見てみてください。

